写真;公式HP引用
前澤友作氏が立ち上げた「カブ&ピース(KABU&PEACE)」は、一言で言えば「生活インフラ(電気・ガス・通信など)を使うだけで、その会社の株がもらえる」という、世界でも珍しい仕組みのサービスです。
2024年11月にサービスを開始し、2026年現在、すでに多くのユーザーが参加しています。詳しく内容をまとめました。
1. 仕組みと参加方法
どうやって株をもらうのか
通常のポイント還元(楽天ポイントやTポイントなど)の代わりに、「株引換券」がもらえます。
- 流れ: 専用サイトから「電気」「ガス」「モバイル」「Wi-Fi」などのサービスに申し込む → 毎月の支払額に応じて「株引換券」が付与される → その券をカブ&ピース社の未公開株に交換する。
- 還元率: 通常会員よりも、月額500円の「KABU&プラス」会員になると還元率が大幅にアップします(例:モバイル利用で支払額の最大20%相当など)。
参加方法
- 公式サイト(kabuand.com)でアカウントを作成。
- 電気、ガス、モバイル、ふるさと納税などのインフラを「カブアンド」のサービスに切り替える。
- 付与された「株引換券」を使って、サイト内から株式の募集に申し込む。
2. メリットとデメリット
| メリット | デメリット(注意点) |
| 手出し0円で株主になれる:生活費を支払うだけで株が貯まる。 | 未公開株のリスク:現時点では自由に売買できず、価値がゼロになる可能性もある。 |
| 上場時の利益期待:もし会社が上場(IPO)すれば、数倍〜数十倍の価値になる夢がある。 | インフラ料金の比較が必要:格安SIMや格安電力と比べると、基本料金が割高な場合がある。 |
| 買取保証(第1期のみ):3年以内に上場できなければ、出資額の1.2倍等で買い取る特約がある。 | 上場の不確実性:審査に通らなければ上場できず、現金化までに時間がかかる。 |
3. 結局「儲かる」のか「損する」のか?
結論から言うと、「短期的には得もしないが、将来の『宝くじ』を無料で集めている状態」といえます。
- 「損」はしにくい: 普段払っているインフラ代を移し替えるだけなので、お財布からの持ち出しは増えません(月額500円のプラス会員にならなければ)。
- 「儲かる」かは上場次第: もらえるのは「未公開株」です。メルカリやZOZOのように上場して株価が跳ね上がれば大きな利益になりますが、上場できなければ「ポイント以下の価値」になる可能性もあります。
4. 実際に始めている人の意見(口コミまとめ)

ネット上のユーザーや先行利用者の意見をまとめると、主に2つの層に分かれています。
賛成・期待派の声
「ポイ活感覚で株主になれるのが面白い。前澤さんなら本当に上場させてくれそう。」
「どうせ払う電気代なら、夢がある方に払いたい。投資の勉強にもなる。」
「買取保証があるのは、未公開株のリスクを経営者が背負ってくれている証拠で安心感がある。」
慎重・否定派の声
「未公開株は売れないから、急にお金が必要になっても換金できないのが不便。」
「インフラ自体の料金が最安値ではない。ポイント還元を現金でもらう方が確実ではないか?」
「上場はそんなに甘くない。3年という期限で本当に審査に通るのか疑問。」
公式サイトで「どれくらい株がもらえるか」のシミュレーション
まずは現在の公共料金の明細をお手元に用意して、公式サイトで「どれくらい株がもらえるか」のシミュレーションをしてみるのがおすすめです。
ステップ1:現在のインフラ料金を確認する
「カブ&ピース」に切り替えて損をしないためには、今の支払い額と比較する必要があります。以下の3つの最新の検針票(またはマイページ)をチェックしてみてください。
- 電気代: 月の平均使用量(kWh)と料金
- ガス代: 月の平均使用量(㎥)と料金
- スマホ代: 月のデータ通信量(GB)と料金
アドバイス: カブアンドのインフラ料金は、大手キャリアや地域の電力会社(東京電力など)と同等か、やや安く設定されています。しかし、すでに格安SIM(povoやLINEMOなど)や、極端に安い新電力を使っている場合、月々の支払額は上がる可能性があります。
ステップ2:シミュレーションを実行する
公式サイトにあるシミュレーターを使って、年間で「何株分」の引換券がもらえるか計算してみましょう。
- チェックポイント: * 「KABU&プラス(月額500円)」に入るかどうか: これに入ると還元率が最大5倍ほど変わります。株を本気で貯めるなら必須ですが、固定費を下げることが目的なら慎重に検討が必要です。
- ふるさと納税の活用: 実はこれが一番効率よく株を貯められると言われています。
ステップ3:リスクの再確認(出口戦略)
最後に、以下の「最悪のシナリオ」を許容できるか自分に問いかけてみてください。
- もし上場しなかったら: 前澤氏が「未公開株の買取り」を約束していますが、それは会社に資金があることが前提です。
- 「ポイント」ではなく「株」である: 楽天ポイントのようにすぐコンビニで使うことはできません。あくまで数年後の利益を待てる余裕があるかが鍵です。
実際に切り替えを検討する際に、後悔しないための「最終チェックと具体的な開始手順」を整理しました。
ステップ4:サービスの「相性」を判定する
カブアンドには複数のサービスがありますが、すべてを切り替える必要はありません。まずは自分に合ったものを選ぶのが賢い方法です。
| サービス | おすすめな人 | 注意点 |
| カブアンド電気・ガス | 大手電力会社(東電・関電など)を契約中の人。 | すでに独自の割引がある新電力を使っていると、高くなる可能性あり。 |
| カブアンドモバイル | スマホの月額料金を「株」に変えたい人。 | 日本通信の回線(ドコモ網)を使用。キャリアメールは使えません。 |
| ふるさと納税 | もっともおすすめ。 実質2,000円の負担で大量の株がもらえる。 | 寄付額が大きければ大きいほど、もらえる株数が飛躍的に増えます。 |
ステップ5:具体的な開始手順(3分で完了)
準備ができたら、以下の手順でアカウントを作成します。
- 公式サイト(KABU&PEACE)へアクセス
- 「新規登録」からメールアドレスとパスワードを設定します。
- プロフィールの入力
- 氏名や住所を入力します(※株の権利に関わるため、正確な情報が必要です)。
- 「株引換券」の受け取り設定
- マイページから、どのサービスを申し込むか選びます。まずはハードルが低い「ふるさと納税」や「電気の検針票アップロード(見積もり)」から始めるのがスムーズです。
ステップ6:解約金の有無を確認(重要!)
今のサービスから乗り換える前に、以下の2点だけ確認してください。
- スマホの端末代: まだ分割払いが残っている場合、乗り換え後も支払いが続きます。
- 電気・ガスの解約金: 最近は少ないですが、一部の新電力では1年以内の解約に違約金が発生する場合があります。


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