情熱大陸【国際NGO代表/永井陽右▽緊迫のソマリアでテロリストの社会復帰支援】
2月12日23:00〜23:30 TBS系列で放送
テロリスト集団から脱出した若者の社会復帰を支援するって、普通の若者にはできない発想だと思う。彼はどうしてそんなことを思うようになったのか?支援は成功しているのか?命の危険はないのか?
テロリストだけではないらしい。誰一人取り残さずテロと紛争のない世界を目指すって。番組の中で永井陽右さんは何を語るのか。今回は見逃すことはできない。
国際NGO代表永井陽右のソマリアでの活動
永井陽右さんは、自身の行動をFacebookやTwitterで世界中に発信している。
また、著書「紛争地で「働く」私の生き方」に最新の行動が記されている。
まずは、ソマリアってどこにある?場所を探してみた。
アフリカの東部でアラビア海に面し、ケニア、エチオピアと国境を接していた。
紛争は、いつから起きて、どんな紛争なのか?
1988年 ソマリアーエチオピア戦争が終結後にソマリア内戦勃発した。政権を奪い合う内部武力抗争が始まり今なお続いている。
なぜ、永井陽右さんはソマリアへ向かったのか?
なぜソマリアへ向かったのか、これは永井陽右さんの原点になると思い、探してみた。
ソマリアでの活動を始めたきっかけは、なんと東日本大震災。
永井陽右さんは、東北でボランティア活動に取り組んでいたその時に偶然、ソマリアで起きた飢饉によって26万人が亡くなったというニュースを知った。
震災の直後は、世界中の人々が日本を励ましてくれましたが、日本の10倍以上の人が亡くなっているソマリアに対して世界の無関心だった。「支援するべきはソマリアだ」と感じ、調べるとソマリアの全ての問題の根源は武力紛争にあることを知った。
そして永井陽右さんはソマリアの活動を始めました。
世界で一番いじめられている人を助ける
永井陽右さんは、過去の自分の行動を悔い、「世界で一番いじめられている人を助ける」と決心した。
この言葉、聞いたことがなかったけど、すんなり受け入れられる不思議な言葉です。
「いじめられている人を助ける」は当たり前のことだけど、老若男女の誰もが行動できることではない。若い永井陽右さんの行動を知ることは、日本でいじめられてる人を助けることにつながるだろう。
永井陽右ってどんな人
永井 陽右(ながい ようすけ、1991年- )神奈川県海老名市出身。日本のテロ・紛争解決スペシャリスト。特定非営利活動法人アクセプト・インターナショナル創業者・代表理事。
紛争地においてテロリストとの交渉やテロ組織から離脱した兵士の脱過激化と社会復帰を業務とし、国際機関の専門家パネルも兼任。高校時代に地球温暖化の影響でツバルが海に沈んでしまうというニュースに衝撃を受けた経験から、他者を意識するようになる。
同時にいじめへ加担した経験を悔い、世界で一番いじめられている人たちを支援することを志す。2014年 – 第28回人間力大賞(青年版国民栄誉賞)
https://ja.wikipedia.org/wiki/
2016年 – 日経ビジネス「次代を創る100人」に選出
2021年 – ニューズウィーク日本版「世界に貢献する日本人30」
2022年 – 早稲田大学社会科学研究科 社会科学博士課程修了
2022年 – 中曽根康弘賞受賞
まとめ
永井陽右さんは、FacebookやTwitter、著書で多くを発信している。
新著「紛争地で「働く」私の生き方」2023年2月28日発売
紛争地で働く永井陽右さんの生き方や考え方が詰まっている。
まずは、命の危険もあり、誰も取り組まないテロ紛争解決に11年取り組んでいる永井陽右さんのことを知ることから始めたい。
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